ライナーノーツ第二回に取り上げるのはGUCCI。イタリアの伝統あるブランドがどのようにして世界中に愛されるようになったのか、創業期、混迷期、トムフォード期、現代と、グッチの歴史を4つに区切り、それぞれの特徴や有名アイテムなどをお伝えします。
■Shownote
・創業期(グッチオによる創業~バンブーバッグ)1:14~
・混迷期(グッチオの死~マウリツィオのスイス逃亡)8:07~
・トムフォード期(インベストコープ~グッチブランドの再生)12:20~
・グッチのブランドコングロマリットの関係 16:57~
・現代(フリーダ~ミケーレ) 19:20~
・ミケーレの言葉 20:21~
■GUCCIのおすすめアイテム
・Gucci エース スニーカー:ヒデト愛用のスニーカー。美しいカーフレザーが使われたクリーンなボディに、ミケーレらしい動物の刺繍が施されています。シェリーラインもグッチ感があって良き。伝統×ミケーレの個性が詰まった一足。
・ホーボーバンブーバッグ:こちらはオールドグッチなので、二次流通でしか手に入らないアイテム。男女問わずオススメ。バンブーハンドルと、ホーボー型が程よい抜け感を演出してくれます。玉数が結構ありますし、高価でもないので、状態のいいものを探してみては?
・ビット ローファー:言わずと知れたグッチの名品。ファーがついているものや、チャンキーなソールなものなどバリエーション豊富。
■創業家の人物
・グッチオ:GUCCIの創業者。
・アルド:グッチオの息子。
・ロドルフォ:アルドの弟。
・パオロ:アルドの息子。
・マウリツィオ:ロドルフォの息子。
■用語
ムッソリーニ,トスカーナ地方,クオイオ・グラッソ,バンブーバッグ,鞍(くら),ビット,腹帯(はらおび),ウェブストライプ,プレタポルテ,フローラライン,ダブルGモノグラム,アルマーニ,ベルサーチ,プラダ,ミウッチャ,ルチアーノソプラーニ,エルメス,ルイヴィトン,ライセンス製品,インベストコープ,ドーン・メロー,ホーボーバッグ,トム・フォード,クリエイティブディレクター,ドメニコ・デ・ソーレ,ケリング(PPR),LVMH,フランソワ・ピノー,イヴ・サンローラン,セルジオロッシ,ブシュロン,ボッテガヴェネタ,バレンシアガ,アレキサンダー・マックイーン,ステラマッカートニー,アレッサンドラファキネッティ,ジョンレイ,フリーダジャンニー二,レ・コパン,フェンディ,アレッサンドロミケーレ
■参考文献
・長沢伸也/福永輝彦/小山太郎/岩谷昌樹[2014]「グッチの戦略: 名門を3度よみがえらせた驚異のブランドイノベーション」東洋経済新報社
・フォーデン,サラ・ゲイ[2004]「ザ・ハウス・オブ・グッチ」講談社
・長沢伸也/福永輝彦[2012]「ラグジュアリーブランド「グッチ」にみる経営戦略とブランドマネジメント」早稲田国際経営研究43巻
・KERING「ブランド・ヒストリー」-2021/6/4アクセス
・GQ JAPAN「グッチ帝国を再建した男、マルコ・ビッザーリ」-2021/6/4アクセス
・The New York Times Style Magazine:Japan「アレッサンドロ・ミケーレはこうしてグッチと、ファッションの定義を革新した<後編>」-2021/6/4アクセス
・VOGUE「ダ・ヴィンチを装ったパンク魂、グッチのアレッサンドロ・ミケーレ。」-2021/6/4アクセス
※このエピソードは上記の書籍、インタビュー、文献をもとにしてエンターテイメントとして作成しています。細心の注意を払っていますが、誤った情報がございましたらブログのコンタクトフォームまでお知らせください。
■GUCCIコレクション
GUCCI「Gucci Fall Winter 2020 Women’s」
GUCCI「Gucci Men’s Spring Summer 2017 Fashion Show」
GUCCI「Gucci Fall Winter 1995」
■編集後記
・GUCCIの歴史は複雑です。お家騒動のあたりは特にドロドロ。全部紹介すると昼ドラみたいになっちゃうから、ファッションやビジネスに関係が深い部分を取り上げています。詳しくは参考文献をご覧ください。全体の大まかな流れや、雰囲気などを楽しんでいただければ嬉しいです。また、THE HOUSE OF GUCCIの映画もやるようなので、併せて見ると面白いと思います(多分ドロドロだけども…..)。なるべく分かりやすくまとめたつもりですが、ごちゃついているので補足回をどこかでやりますね。(キヒロ)